2015年9月4日金曜日

今を生きる

・昨日は久しぶりに、大学の時にすごく影響を受けた友人と会った。彼とは一年生の夏に一週間一緒に旅行をして、本当にいろんなことを考えさせられた。高校まで本当にその瞬間を楽しんで生きていた僕にとって『考える』ということの原体験が、その旅行にはあった。

・彼と話す中で、一つ気付かされたこと。それは、僕が『今の自分がしていること』を『未来の自分のため』として説明しようとしすぎているということ、そのためにこの今自分から湧き出る衝動的なエネルギーを、どこかで押さえつけているということ。

・僕は『わからない』のが嫌いだ。『説明できない』のも嫌いだ。言葉にできないことは、なかなか信じられず受け止められない性格だ。(まあ、だからブログを書くのだが。)しかし、最近薄々、自分の中に衝動的なエネルギーがあって、それがまだ言葉化されていないことに気付きはじめた。そしてそれをカッコつけて、『ビジョン』と呼んで、わかった気になろうとしていることにも気付きはじめたのだ。

・僕が今こうして生きていること。KGKとOCCで働いていること。あの学校に訪問すること。夏期学校に行くこと。メッセージを準備すること。その一つ一つは、将来の何かのためというよりもっと『今』『目の前』のことなのかもしれない。少なくともそういう側面は否定できない。彼と話していて、そんな風に思わされたのだ。

・説明できないことを、無理に説明しようとしないこと。その得体の知れないエネルギーを、グッと受け止めること。そんな若々しい生き方を、もうちょっとしてもいいかなと思わされた。

・結局。あんまり、背伸びしないほうがいい。ちゃんと踏ん張って、足の裏全部地面にくっつけて、そこから見える景色が、僕の目から見える景色なんだろう。




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